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看板用語・職人用語集
ロゼの私的Wikiです。.
人用語とは・・・

看板に限らず、職人の世界にはその中だけで通じるような言葉があります。

私も初めて看板屋さんに入社した時、先輩が職人用語ばかりで話してくるので戸惑いました。
今でも多少はそうなのかもしれませんが、この頃は特に職人の世界というのは排他的なところで、解らない事を先輩に聞いても教えてもらえませんでした。要するに見て覚えろ、解らないのはお前が悪いってなものです。

私自身は自分の過去の経験から、新人や職人さんではない人(例えば営業の人やお客様)には極力解りやすく話すようには心がけているのですが、それでも語彙の無さから専門用語が飛び出してしまう事もままあります。


板職人によるWikiについて

ここではそんな職人特有の用語、看板製作や施工についての言葉などを私なりに解説いたします。
できるかぎり正確な情報にしようと努力したつもりではございますが、地域的な部分での違いや、たまたま私の身の回りだけで通用するような言葉、または私の一方的な思い込みもあるかもしれません。

単なる意味の解説ではつまらないので、様々なTipsを盛り込んであります。
お客様が知りたい情報も、同業の方が仕事で役に立つ内容も、飲み屋でネーチャンにモテる小ネタも、たくさんございます。

このページは無期限で更新していくつもりです。
間違えた内容へのご指摘、「ここには載ってないが、この言葉はどんな意味?」といったご質問がございましたら、お気軽にご連絡下さい。
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新規語句掲載希望の方はお気軽にメール下さい。
現在の収録語数は・・・369 数が多けりゃ偉いってなモンでもございませんが、とりあえず現在は1000を目指しています。
お時間のある方は、このままスクロールして順番にご覧下さい。
辞典としてご覧になりたい方は、左サイドバーの五十音順INDEXからどうぞ。
亜鉛鉄板 トタンのことです。亜鉛引き鉄板とも呼びます。こちらもご参考下さい。
アオリ トラックの荷台の周囲を囲む板のことです。
掛け金を外すと開閉できるので、こう呼びます。
アクリ アクリル板の事。たった一文字略してどうするんでしょうか。
アップスライダー 伸縮式の梯子。2段のものが一般的ですが、3段の物もあります。単に「スライダー」と呼ぶ場合もあります。日本人なら「はしご」と呼ぶべし。
あと施工アンカー すでに設置されたコンクリートに対して、あとで施工するアンカーボルト
アド advertisement(広告)の略、あるいは広告を意味する接頭語。
アドバルーン アドバタイジング・バルーン。
気球に宣伝文句などを書いた幕を取り付けたもの。
アプリケーション・シート アプリケーション【application】薬などを塗りつける事。
シートの切文字を製品に貼りつけする際にしようするシート。リタックシート。
施工後剥がしてしまうので、これ自体は製品や看板にはなりません。
雨仕舞い あまじまい。構造物内部に雨水が浸入しないようにする事。
アセチレン アセチレンガス。水素と炭素の化合物で、非常に良く燃えます。酸素ガスと組み合わせて酸素・アセチレンバーナーとして使用して、金属の切断や溶接をします。
アルゴン アルゴンガス。希ガスの一種で、不活性。身近な所では蛍光灯や水銀灯、ネオン管の中に封入されています。
また酸素を遮断するシールドガスとしてTIG溶接にも使用されますので、TIGは別名アルゴン溶接とも呼びます。
RGB Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)を示したもので、光の3原色。
3つのランプに赤、緑、青のセロファンを被せて一箇所に向かって照らした時、赤のランプだけ点灯すれば光は赤、赤と緑を点灯すれば黄色、全てを点灯すれば白と、さまざまな色を表現できます。
看板に例えれば、デザイン作業をするパソコンのモニターはRGBカラーで表現されています。インクジェットなどの印刷出力はRGBではなく、CMYKとなります(データ上はRGBでも作業可能ですが)。
ネオンやLEDなどの照明を利用して、ボンヤリ色が変わったり、流れたり・・・という表現を、RGBのネオン管やLEDで表現できます。
アルポリ アルミ複合板の事。
元々は三菱化学産資の商品名「アルポリック」が略された物。
アルミアングル アルミ製の部材で、断面がL字型。サイズはかなりの種類があります。
アルミ押し出し材 アルミ(アルミ合金・・・ほとんどはA6063)を400℃〜500℃の温度に熱して、鉄製の型で押し出した材料です。角パイプ、アングルなどがあります。
かなり複雑な形状でも製作する事ができますが、寸法制度は引き抜き材に若干劣るようです。
アルミコーナー アルミアングルを看板の四方に巻いて、額縁にしたもの。
アルミ引き抜き材 熱間で加工する押し出しに対して冷間(室温)で加工されます。
穴の開いた型に対して押し込んでいくような製法のようです。寸法精度では押し出し材よりも上です。
アルミ複合板 発泡ポリエチレンの両面を極薄のアルミ板でサンドイッチした板素材。看板用として広く普及しています。
アンカー アンカーボルト
アンカーボルト 看板の支柱や看板本体を固定するために、コンクリートに埋め込んだボルト。
アングル 単に「アングル」と言った場合、L型鋼を指します。
看板は殆どが屋外で使用されるので、水の溜まりやすい角パイプなどよりもアングルの方が向いています。
安全帯 高所作業時に使用する命綱。最近はこれを身に着けてないと現場に入れません。
看板職人の常識ですね。
安定器 蛍光灯の器具にセットされたトランスインバーターのこと。
行灯看板 あんどんかんばん。内部に仕込まれた照明器具によって、表示面が発光する看板。
EEスイッチ 周りが暗くなったら電源が自動的にオンになる、センサー式のスイッチ。
簡単に自動でON−OFFできるので、看板に良く使います。EEとはエレクトリック・アイの事のようです。
石グリ 正式名称「割り栗石」。岩石を割ってゲンコツ程度の大きさにした物。元々は基礎工事の際に、一番底面に敷き詰めて基礎の沈み等を防止するための物。
看板の場合、「ズボ」と呼ばれる簡易基礎で設置する時には、セメントが固まるまでの固定を兼ねて基礎内部に使用する場合がある。
イーゼル 絵を描くときに使用する三脚。最近は飲食店のメニューなどを載せたり、看板的な使用方法も数多くされています。
一枚看板 団体が唯一誇りに出来る人物や、商品など。
行って来い 色々な使われ方があるようですが、私の身の回りでは「仕入れと売値が同じ事」・・・つまり「儲けがなくなってしまった事」を指します。寂しい言葉です。
糸面 いとめん。
角の立っている部分を斜めに削り落とす事を「面取り」といいますが、角で手を切らない程度にほんの少しだけ面取りすることを「糸面」と呼びます。
EP エマルジョン・ペイント。水性塗料の事。屋外看板にはあまり使いません。木軸看板の木枠に塗るくらいでしょうか。
犬走り 建物の軒下などにコンクリートで固められた部分。
雨が地面に跳ね返って、建物が汚れるのを防止するのが目的だったようです。
元々は犬しか通れない程度の巾という意味だったようですが、最近はコンビニで高校生やヤンキーが座り込める程度の巾があります。
イモ 角パイプ等を四角に組み立てる時に、材料を45度に切断して組むのを「トメ」と言いますが、イモは90°に切断して組み立てる事です。
イラストレーター イラストを描く人・・・でもありますが、ここではAdobe社のアプリケーション。デザインをする全ての業界の、世界標準ソフト。
ただし、元々が印刷物、現在はWeb向きに出来ているので、看板では若干不便な部分もあります。
最近は看板業界もインクジェットでの印刷が主流なので、以前ほどは違和感はありません。
入角 いりずみ。内側に折れ曲がった部分の角。飛び出している側の角は出角(でずみ)といいます。
インクジェット インクジェットプリンター。又はインクジェットプリンターで印刷した印刷物そのもの。
看板業界で「インクジェット」と言った場合は、大型の看板用プリンターを指します。私自身、卓上のプリンターがインクジェットであるという概念はほとんど持っていませんね。
インバーター 電気を直流から交流に変換する装置。
半導体を使用した技術で、モーターの制御など幅広く使われています。
蛍光灯のインバーター式のものは高周波で点灯させるのでグローランプ無しで即点灯することができ、またチラツキがないという特性があります。
ウインチ 円筒状の巻き取り機でワイヤーやロープを巻き取る装置です。
手動と電動のものがあります。
看板関係では、懸垂幕装置の昇降や、看板本体の取り付けなどに使用します。
ウエット フィルムを貼るときに水を使用する事。
フィルムをそのまま貼るといきなりくっついてしまい、位置決めが困難なので、中性洗剤をほんの少し混ぜた水を粘着面にスプレーします。
こうすることにより、洗剤のヌメリと水の表面張力を利用してスムースな施工を行う事が出来ます。
ウエルカムボード 結婚式などで会場の入口に設置する、挨拶看板。イーゼルなどに載せて使用します。
ウェルダー エンジン溶接機やバッテリー溶接機など、主に作業現場で使用する溶接機。
又はウェルダー加工の事。
ウェルダー加工 高周波ウェルダー加工。
高周波で分子を振動させて、テント生地などを融着する加工。
ウケ 請け。笑いをとるという事ではありません。請け負うという事です。実は「請け負う」という事は法律的に定義されているのですが、敢えてここでは触れません。
この場では「人工(にんく)」、即ち「手間請け」であるか、「請負」であるかの話になります。「人工」の反対が「ウケ」である・・・と言えます。
最も大きな差は、ウケには責任が発生し、人工には一定以上の責任を負う必要が無いという事でしょうか。
現代的には価格の問題が大きいのですが、この責任or無責任の問題は、価格と同時に職人の仕事の質を落としていると言っても過言ではありません。
要するに、腕の良い職人を買い叩くのは、お施主様の為にならないと言う事です。
ウッドラック ポリスチレンを発泡させた板材で、短期間使用の看板に使用します。
「ウッドラック」はダウ化工の商品名で、同等製品にJSPの「ミラボード」などがあります。
弊社では7mmの厚みのものを良く使用します。
ウマ 比較的大きな製作物を、作業がしやすいように腰辺りまで持ってくる為のスタンド。
脚立を指す場合もあります。
ウマ足場 2つ以上の脚立に道板を渡した足場。または脚立そのもの。
A型看板 立て看板2基を、上端で互いに固定した両面式看板。横から見るとアルファベットのAに見える事から。
ALC Autoclaved Light-weight Concreteの略。
軽量気泡コンクリート。建物の外壁に使用されます。
コンクリートとはいえ非常に軽く、鋸や木工用ドリルで穴を開けたりする事ができます。
外壁がALCの建物に看板を取り付ける場合、軽量物であればALCのみにビスやアンカー、プラグを施工すれば良いのですが、看板が一定以上の重量の場合は、外壁を貫通して、下地鉄骨に直接取り付けるなどの工夫が必要になります。
エコソル エコ・ソルベント・インク。またはエコ・ソルベント・インクジェットプリンター。
ローランドの商品名です。溶剤系ですが環境に優しいというのがポイントになっています。
エッジテープ 水性インクジェットなどで出力した物を屋外看板として掲示する場合に、フィルムやラミネートの剥がれ防止に施す巾20mm程度の透明テープ。
水性インクジェットは、メディアに粉質の受工層があるためにオーバーラミネートフィルムが接着しにくく、屋外での長期使用でラミネートが剥がれてしまいます。これを防水して剥がれにくくするためのものです。
溶剤系のインクジェット出力では、原則として必要ありません。
FRP Fiber Reinforced Plasticsの略。繊維で強化されたプラスチックの意味です。
ガラス繊維のマットに、2液硬化型の樹脂を塗って製作します。
製作が比較的容易で、大型の物でも軽量に仕上がるので、立体造形に向いています。
FF フレックス・フェイスの略。
又はフレックス・フェイスを用いた看板の事。FF式看板。
従来アクリル板を用いてきた行灯看板の表示面を、専用のテント生地で製作した行灯。
看板の大型化や施工時・施工後のリスク低減、コストダウンに役立ちます。
FFシート FF式看板用の専用テント生地。内部繊維はガラス繊維が使用されています。
FL エフエル。フロアーレベルの事。床のライン。元々建築の、特に図面の用語であると認識しておりますが、看板業界でも普通に使います。
FL エフエル。蛍光灯の事。特にグロー式の直管を指す場合が多い。fluorescent lampの略。
行灯看板の照明はだいたいコレです。
LED Light Emitting Diode。発光ダイオードの事。
電気を流すと発光する、極性を持った半導体素子。
難しい事はさておき・・・省電力・長寿命・低発熱・紫外線や赤外線を含まないなど、光源として最近特に注目されて、交通信号機や一般照明でも従来品に取って代わっています。
看板照明としてもかなりの普及率ですが今現在製品は過渡期にあり、まだまだ割高です。
オイルステイン 木材用の塗料の一種で、表面に塗膜を形成するのではなく、木材に染み込んで着色します。
透明性のある塗料なので、塗装後も木目を活かす事が出来ます。
屋外で使用する場合の多くは、さらにクリヤー塗装やニス塗装を行ったほうが耐久性に優れます。
拝み看板 A型看板の事。横から見ると手を合わせている用に見える事から。あんまり使う人はいないっスねー。
屋外広告士 看板に関するプロフェッショナルである事を証明する国家資格。
ですが、現状ではこの資格を保有していても「自慢できる」事以外のメリットはありません(笑)。
屋外広告の日 9月10日。
昭和48年のこの日に屋外広告物法改正法案が国会で成立したのを理由に、9月10日が屋外広告の日に定められています。
ちなみに、私は全くその恩恵などをうけたことはありません。
屋外広告物条例 屋外広告物法に基づいて、各自治体によって定められた規制。
各地で内容が異なるので、看板設置時は事前確認が必要です。
屋外広告物法 良好な景観の形成又は風致の維持または公衆に対する危害の防止を目的として制定された、看板に関する法律。
自治体レベルによる屋外広告物条例も存在し、各自治体によって規制内容が異なる場合があります。
要するに自分トコだけ目立てばいいという考えで看板を作ってはイカン、っちゅー事です。
納め 全体的な、或いは最終的な仕上がりを指す曖昧な言葉。
「納めが悪い」とは、ツメが甘く、最終的にキレイに仕上がってない様を指す。
オーニング カンタンに開閉、突き出し&収納できる日除けテント。
OP オイルペイント。油性塗料の事。以前は看板や建築塗装業界では主流の塗料でしたが、弱溶剤の二液性ウレタン塗料が発表されてからは、弊社ではあまり使わなくなりました。
オブジェ objet(フランス語)。物体というような意味です。
基本的には美術的な物体を指しますが、隠語的に、全く意味の無いゴミなどを指す場合もあります。
オペ オペレーター。クレーンや高所作業車を操作する人を指します。
オヤ クレーンのアームの事。ワイヤーでぶら下がっているフック部分が「子」。なんで?・・・と突っ込みたくなります。
オヤジ 会社の社長。代表者。
回転灯 別名パトライト。
「パトライト」はメーカーの名前でもあります。
店舗が営業している事をアピールするために取り付けます。看板の一種です。
メーカー曰く、全国でも名古屋地区への出荷が一番多いのだそうで・・・なんで?
額縁 看板の場合は、装飾を目的に看板の周囲に取り付ける枠のこと。
アクリル面板の行灯看板の場合は、アクリル板の脱落防止も兼ねます。
額彫り 周りをグルッと彫る事の意味になるようです。
木彫りの看板の場合、文字の輪郭部分をV字に掘ることで、一見凸文字のように見えます。
笠木 塀や塀状の構造物の上部に被せるカバー。
形状によっては、看板にも笠木が取り付けられている物もあります。
紙セパ 紙のセパレーターの事。
粘着シートの剥離紙。離型紙。
・・・看板の文字製作に使用するカッティングシートの台紙。
カケヤ 掛矢。巨大な木槌の事。杭の打ち込みに使用します。
型枠 コンクリートを流し込む型。
多くはコンパネ(コンクリートパネル)と角材で製作します。
ガッチャ 重量物をトラックなどに固定する為の道具で、ワイヤーを歯車で巻き取って固定する仕組み。
ネーミングは当然、その音からだと思われます。
ちなみにガッチャマンとは何の関係もありませんが、ガッチャマンのネーミングは単なる思い付きだそうです。
カッティングシート 一般的にカラーフィルムの総称として定着してしまっていますが、元々は中川ケミカルの屋内装飾用シートの商品名です。
まあ、看板屋さんといえばカッティング・・・ですね。最近は事情が変わってきましたけど。
カッティングプロッター パソコンのデータによりシートの切り出し作業を行う装置です。
看板屋さんでは当たり前の機械です。
PLOTTERとは、点と線で構成されたデータ(ベクトルデータ)を出力する機械の事です。
かなばかり図 矩計図。建築物の高さ関係を詳しく示した断面図。
看板は外壁に取り付けるので、この図面があると壁面内部の構成がよく解り、仕事がしやすくなります。
金物屋 もちろん釘や針金を売っているお店・・・の事でもあるのですが、金属加工、特にある程度精密な装飾的な金属加工を行う業種を、こう呼びます。
カニ 穴掘り器の事。正式には複式スコップといい、カニの鋏のようにスコップが二つ組み合わされています。
抱きスコップとも呼びます。
看板の支柱を建てる時など、縦穴を掘りたい場合に使用します。
我々看板屋が、若い衆の根性を試すのにも有効です。イキナリ手渡して、「ハイ、1メートル掘って」。オイ、手を休めるんじゃねえ!
カネ 直角。90°の事。
この言葉を知らない人に「カネが出てない」とか「カネを出す」とか使うと誤解されるので注意。
カマチ 框。床の間や玄関など、床の段差部分に取り付ける化粧材や、建具の四辺を固める部材。畳の畳縁を付けていない短い辺もカマチといいます。
カマボコ文字 断面がカマボコのように丸く盛り上がった凸文字。
ガラリ 目隠ししつつ換気をする為に取り付ける通気口。なぜガラリというのかは全く分かりません。しかもメーカーによっては「ギャラリー」と呼んでいる場合もあり、ますます意味が分かりません。
看板にもガラリが付いています。例えば行灯等の、箱型で熱のこもりやすい物には必ずといってよいほど取り付けます。
カルプ文字 カルプという材料を用いて製作した厚みのある文字。
カルプとは「カルシウム・プラスチック」の事で、ポリオレフィン樹脂に炭酸カルシウムを混ぜて発泡させた素材。軽くて切り出し加工がしやすいので看板でも良く使われます。
カレンダーフィルム フィルム(カッティングシート)の製造法による分類です。
軟らかい状態の塩ビ材料をローラーで薄く伸ばす製法。比較的フィルム厚は厚めで、安価。
物理的に伸ばす製法の為、施工後に縮んだり、材質的に硬いので割れが生じたりする場合があります。また曲面への施工には向きません。
逆に厚みがあるのでコシがあり、貼りやすいという利点もあります。
以前はキャストフィルムに比べて安物と言われて敬遠されがちでしたが、最近のカレンダーフィルムは良くできています。
勘考する かんこうする・・・と読みます。
コレは職人用語というよりも、名古屋周辺地区の特有の言葉のようです。
良く考えるとか、考えて行動するという意味です。仕事に対して何かの指摘を受けた時に「カンコウします」の一言でゴマかす事ができる、大変便利な言葉です。
ちなみに「勘考」の字は有力説の物であって正しいとは限りません。
看板 「カンバンは、看る板と書くんだ」というのが私が最初に勤めた看板屋の社長の決まり文句でした。
見る・診る・観る・視る・看る・・・いやあ、パソコンは便利です。漢字が簡単に出てきます。
「看る」は「世話をやく」という意味になるのですが、なんででしょうね? 「看」の字は手をかざして見ている様が漢字にも表されています。もしかして「看板がお店に対して世話をやいている」という意味なんでしょうか? 不思議です。
看板の日 10月23日だとか・・・? 屋外広告の日とは別なんです。
かんばん方式 同じ「看板」ですが、私たち看板屋の「看板」とは違います。
トヨタ自動車が採用した生産方式の名前です。トヨタ自動車が特許を取得しているそうです。
通常、物を大量生産する場合は、先に部品を多目につくるので、最終的に不要な部品が余ってしまいます。
これを逆転して、後の工程側から前の工程側に必要な量の部品を発注するというシステムにしたのが「かんばん方式」です。必要量などを記載した板を「かんばん」と呼んだのが始まりのようです。
看板娘 その店にその娘目当てで客がやってくるような、美人の娘。
近年ではテレビアニメにもなりましたねー。
カンプ Comprehensive Layoutの事。
看板のデザインやレイアウトをお客様に確認していただくために製作したプレゼンテーション用資料。
規格看板 品番によって監理され、サイズや仕様などがカタロク化されたメーカー製品の看板。
規格化された物なんて・・・と思いがちですが、最近はかなり個性的な製品もあります。
ただし、私は個人的には敵対視しています。これは看板屋さんを堕落させる製品です。うーむ、この考えは看板職人ならではの、特殊なものなんでしょうか・・・。
キャストフィルム フィルム(カッティングシート)の製造法による分類です。
液状のの塩ビ材料を型にキッチリと流し込み、乾燥させる製法。比較的フィルム厚は薄めで、高価。
物理的に安定しており、長期の屋外使用に耐えうる性能を持っています。柔軟なので曲面への施工にも向いています。
逆に薄くて気温に左右されやすいので、作業に不慣れな人や極端に暑い環境では貼り難い場合もあります。
キャットウォーク メンテナンスの為に高所に設置された常設の足場。
ダムや橋梁にも設置されています。
看板の場合は、ビル屋上の広告板などの下部に設置された常設の足場などを指します。そこに立つと、キ○タマが縮みあがりますよ。
キャラコ calico。本来はインド産の綿の布を指すようですが、看板業界では選挙看板などの一時目隠しに使用する白布や、横断幕の素材として使用する白布を指す事が多いと思います。
九尺 9尺=おおよそ2m70cm。
単に「九尺」と言った場合は、九尺脚立を指す事が多いと思います。他にも六尺、十尺(とおしゃく)、四尺などなど・・・。
九尺は鉄のパイプ脚立であるケースが多いですかね。
キリ ドリルの事です。「キリ先」と言ったらドリルの刃を指します。
屈伸式バケット ブーム(アーム)の中ほどに関節のある高所作業車。「屈伸」の場合は関節部分よりも先端側がさらに伸びる物を指します。
屈折式バケット ブーム(アーム)の中ほどに関節のある高所作業車。「屈折」の場合は関節部分よりも先端側が伸びない物を指します。
原寸 実製作時の下書きや確認をする為に、実物大で製作する原稿。
看板製作には欠かせない存在です。
しかし・・・近年はパソコン上で済ませてしまう事が増えたので、以前と比べて原寸作成は極端に減りました。
蛍光シート 蛍光色のシート。
蛍光色

電磁波や熱、化学反応などにより物質がエネルギーを受け取って励起された後、そのエネルギーを特定波長の光として放出する。この光を蛍光と呼ぶ・・・ナンのことだかサッパリ分かりませんね。
要するにヤケに光って見える黄色やピンク、オレンジなどの色の事です。
光を蓄えて、その後残光する物は「蓄光」と言います。
他の光を反射する素材でできたものは「反射シート」であり、蛍光とは全く別物です。
看板でこの色を多用しすぎると、場合によっては近所迷惑になってしまいますので、使用はほどほどに。

軽量鉄骨 鋼材の厚みによる分類で、6mmを超えるものを重量鉄骨、6mm以下を軽量鉄骨と呼びます。
何故6mmが境目なのかは不明です。
ケツ 単に「ケツ」と言った場合は、仕事の完了期日を指す場合が多いです。
ケツを割る 仕事を途中で投げ出す事・・・なんですが、広辞苑によると「かくした悪事などが露顕する」とあります。なんででしょうね?
ケミカルアンカー 接着系のあと施工アンカー
試験管のようなガラス管の中に二液性の接着剤が二液を分けて封入してあり、これにボルトを突っ込んで割り、攪拌する事で反応して固定します。
そもそもは「ケミカルアンカー」とは日本デコラックスの商品名。
チューブ式の物、ガンタイプの物など種類が豊富にあります。
あと施工アンカーの中では平均して最も強く、信頼できます。
原字体 げんじたい。フォント(書体)から飾り部分を取り除いた、いわば文字の基本骨格。
ゴシック体にしろ明朝体にしろ、これが分かってなければレタリングはできません。
昔のカッティング作業は、パソコンの性能面でもフィルム材料の使いやすさの面でも、細かい文字をたくさん書くのは困難でした。
なのでイベントなどの展示パネルでは、サインペンで原字体を書いていました。
今書けと言われても出来ないかも・・・。
建植看板 文字通り建てて植える看板。
ただしどちらかと言えばタワー型の物や箱型の物、大型の物はこう呼ぶ事は稀です。
パネル式の看板を支柱に取り付けた形状の物を指す場合が多いですね。
ケンドン式 襖や障子などのように、一度持ち上げて下側から抜き取る方式。
下側よりも上側の飲み込み量を大きくすれば良い。設置時はパネルの自重で保持する事となるので、極端に軽い物は適さないと思います。
看板の場合は、喫茶店の営業中の札や、その他ある程度頻繁に取り外す物に向いています。
玄能 げんのう。玄翁とも書きます。
金槌の一種で、両口玄能の場合は片面は少し凹んでおり、反対面は少し凸状になっています。
釘を打ち込む際には凹面を使用し、最後に釘の頭を沈める為に凸面を使用。
金槌、玄能の定義ってのは結構曖昧みたいです。
クレーンのフックが付いた部分。ワイヤーによって吊り下がっている部分。
対して、アームが親。
コイル coil・・・巻きつくの意味。色々な物に対して使われますが、トタンなどの金属板を巻いたものもこう呼びます。
広告板 看板の事ですが、あまり小さいものに対しては使いません。せめて三畳以上ってトコロでしょうか。A4位の大きさの看板に対して使ったら、ちょっとオオゲサです。
広告塔 細かい定義があるわけではありませんが、タワー型の看板、縦長の箱型の看板、横幅よりも高さの方がかなり高い看板に対して使います。
規模の小さいものに対しては使いません。
不思議なもので、屋上に設置された設置されたものは横幅よりも高さが低くても、「屋上広告塔」と呼びます。
高力率 力率が85%以上の器具を高力率と呼ぶそうです。
力率は入力電力〔W〕÷(入力電圧〔V〕×入力電流〔A〕)で求められ、皮相電力(見かけ上の電力)と有効電力(実際の電力)の比率となります。

蛍光灯の器具でいえば低力の器具にコンデンサーを取り付けたものを高力率といいます。
一般家庭などに引き込まれているメーターの場合は無効電力を計測しない仕掛けらしく、低力器具と高力器具と比べた場合の電気料金の差は無いようです。
が、工場などの動力(三相3線式)の場合やキュービクル(変圧装置)を使用している場合は、高力器具の方が電気料金的に有利なようです。
電気料金のみでなく、高力器具を使用する事によって施工上のメリットは大きくなります。
一般のシーソースイッチなどを使って看板の電源を入り切りする場合、ほとんどのスイッチは15A程度が限界なので、例えば行灯看板に低力器具40W蛍光灯を20灯入れたとしますと、スイッチを2系統に分けるなどの工夫が必要になります。ブレーカーの容量にも関係してくるので、器具をたくさん使用する場合は高力を使用したほうが有利と思われます。
コーキング calking又はcaulking・・・と書きます。カルク(calk)というのは漆喰の事のようです。
コーキングとは「詰め物をする」という意味になります。コーティングではありません。
建築や看板では、防水や気密性向上のためにシーリング材を施工する事を指します。
弊社が看板施工の際によく使用するのは「シリコン・シーラント」や「変性シリコン・シーラント」、「ウレタン・シーラント」などです。
接着性も優れているので、接着剤として使用する場合もあります。
こぐち 小口。板を切断した断面。板の厚み部分。
こぐち 木口。木の角材などを切断したとき、年輪が見える断面。
腰袋 腰道具。文字の通り袋が付いてなければこう呼べません。
ゴソ 発注金額が)小さい仕事の事。
又は、動詞として用いる場合は「ちょっと忙しい」の意。例えば「ゴソゴソしてる」といえば、それなりにやる事があり、まあまあ忙しい様を示します。
云わば「儲かりまっか」「ボチボチでんなー」という関西特有の全く意味のないやり取りに近いものがあります。
骨白 こっぱく。辞書を引いても出てきません。看板業界特有の物ではと思われます。
アクリル板の乳半(乳白色半透明)と真っ白(骨白)を区別する為の語句です。
ゴーヘイ 荷物をクレーンで吊り上げ作業をする際に、上に上げる(特に巻き上げる時)にクレーンオペレーターに出す合図。
「GO AHEAD」が訛った物らしい・・・。
コラム colmn。元々は古代建築などの丸柱を指す言葉のようですが、何故なのでしょう? 現在は200*200以上の鉄の角パイプを指すようです。
どうして200*200以上なのかは解りません。
材工一式 材料と施工を一式で請け負い、工事する事。
対して材料支給で施工のみ行う事を「手間請け」とか「人工(にんく)」と言います。
サイコロ 袖看板のブラケットの事です。立方体なのでこう呼びます。
サイディング 建築物外壁に使用する、板状の素材。住宅等の小規模な建築物に良く使用されます。
セメント系の物、セラミック系の物、金属系の物とあります。
この外壁を使用した建築物に看板を取り付ける場合、軽量物であればサイディングに対してもビスを打ち込む事が出来るが、一定以上の重量物の場合は有効な下地に対して狙う必要があります。
ただしサイディングはALC等に比べても薄いので、長めのビスを使用すれば、サイディングを貫通して下地を狙うのも比較的簡単です。
再剥離フィルム 看板用として使用する普通のフィルムは、施工後しばらく経つと剥がれ難くなります。
なので、逆に一定期間で剥がす必要のある時は困る場合があります。
これを剥がしやすく材料設計したのが再剥離フィルムですが、中には勝手に剥がれてしまったり、剥がそうとしても剥がれなかったり・・・。難しい材料です。
「○月○日オープン!!」と言った表示を、オープン日前後で撤去したい場合に使用します。
サイン球 パチンコ屋さんやいかがわしいオミセの看板で、流れるように点滅するボール球。
クリヤ球、白球、色球、大きさも様々な種類があります。
激しく点滅するので寿命が短いのが欠点です。
座金 ワッシャーの事。
ボルト・ナットを締め付ける際に挟む。丸い物は丸座金、四角い物は角座金。
サゲカン ペンキを小分けして手で持ち運ぶ為の缶。サゲツ。
サゲツ ペンキを小分けして手で持ち運ぶ為の缶。サゲカン。
こんな言葉、看板屋さんでも若い人は知らないだろうなあ。
サークライン 丸型蛍光灯の事。看板では、直管に比べて使用する事は少ないです。
サブロク 3尺×6尺。約90cm×1m80cm。畳一帖の大きさ。看板や建材として使用する板材はこの大きさの物が主流です。
サンソ いうまでもなく酸素の事ですが、単に「サンソ」と言った場合は酸素アセチレンバーナーを指す事が多いですね。
サンドブラスト 高圧のエアーで粒状のガラスや砂などを吹き付けて、彫刻や表面のクリーニングなどをするシステム。
CMYK シアン、マゼンダ、イエロー、キートーン(黒)。色の三原色のCMYと、色調を表現する為の黒を用いて色を表現する方法。
印刷の基本色なので、インクジェットプリンターもこのインクが使われています。
ジグ 元々は「jig」という英語で、部材を固定したり、穴位置を正確に加工するための道具・・・という意味ですが、当て字で「治具」とか「冶具」と書かれて、見事に日本語になっています。意味は英語と同じです。
Cチャン C型チャンネルの事。C鋼。軽量下地のC型材を指す場合もあります。
CD管 電線を地中に埋設する時に使用する、樹脂製のフレキシブルなホース。Combined Ductの略です。PF管と混同される場合がありますが、PF管は耐燃性があり、露出・埋設共使用できます。CD管は埋設専用で、オレンジ色の場合が多いです。耐燃性はありません。
オレンジ色の物が露出で使用されていたら、それを施工した人はインチキをした事になります。
この2種は、内径は同じものがラインナップされていますが外形が異なります。
GL グランド・レベルの事で、地面の位置を表す言葉です。
シースルー 向こう側が透けて見える・・・という事です。
看板の場合は特に、ガラスに施工するフィルム(看板用インクジェットまたは静電プロッタののメディア)の中でも細かい穴が無数に開いており、屋外からはグラフィックが見え、屋内からは外が見えるというワンウェイ・フィルムを指す事が多いです。
このフィルムは接着面(室内側)が黒いためにマジックミラー的効果があるのですが、グラフィック面に暗い色で印刷するとワンウェイの効果はあまり得られません。
写真の中でも黒っぽいところがあると、多少は室内が見えてしまう場合がありますので、完全な目隠しが目的の場合は不向きです。
シート 私たち看板屋は、マーキングフィルム、カッティングシートの事を単に「シート」と呼ぶ場合が多いです。
シート屋 看板屋さんの中でもシート仕事だけをしている会社もあります。そういった看板屋さんを、造作をする看板屋さんと区別する為にシート屋と呼ぶ事があります。
私は独立開業時、自宅で仕事を始めたのですが、作業スペースの問題もあって、自ら「シート屋です」と言ってました。
シノー しの、と書く場合もありますが、残念ながら語源が何なのかは知りません。
直径15〜20mm程度、長さ20〜30cm程度の鉄の棒で、中ほどで少〜し曲がりながら、先端に向かって細くなっています。
看板屋さんではボルト穴の位置あわせに使用したり、番線(針金)を縛るのに使います。
シハチ 4尺×8尺。約1m20cm×2m40cm。看板に使用する板材、アルミ複合板などの板材にもこの大きさの物があります。
写研書体 写植の全盛期に写植機の代名詞的に使われた機械のメーカー、「写研」が開発した書体。
パソコンが主流になった今は完全にDTPに取って代わられましたが、私が看板屋に入社した頃はまだ普通に使っていました。若いヒトは知らないだろう・・・ウヒヒ。
石井ゴシック、ゴナ、ナール、スーボ・・・。
現代のPC用書体の平成丸ゴシックも写研の制作らしいですね。
シャコマン 定義がかなり曖昧ですが、C型のクランプの事です。少なくとも私はそう思っています。
ですが、F型のクランプをこう呼ぶ人もいます。ですので私は前者をCクランプ、後者をFクランプと呼んでいます。恥をかいたり人と揉めたりしたくありませんから。
シャコマンの名前の由来にも諸説あります。
@エビ(正確にはシャコ)に見た目が似ているから。
Aシャックルに形状が似ており、「シャックル」が訛ったもの。
B国内No.1ブランドのロブスターから。
最初に勤めた看板屋さんの先輩には@と教えられましたが、個人的には少なくとも@だけは違うだろうと思います。
だって、似てねぇんだもん。
周波数 難しい事はさておき、簡単に言えば電気の波なんですが、気をつけなければならないのは、日本国内は地域によって50Hzと60Hzの二種類あるということです。
元々明治時代に現東京電力にドイツ製の50Hzの発電機、関西電力にアメリカ製の60Hzの発電機が導入されたことで、いまだにこんなヒドイ事になっているのです。富士川・糸魚川が変更線。
以前、東京に電飾看板を設置に行った際、これを忘れていて危うく60Hzの器具で製作してしまうところでした。
最近はどちらの周波数にも使えるという器具が増えています。
職人 本来は工業的な内容の作業において、熟練した技術を持つ人の事を指します。
広義ではその他の業種も含まれる事もあり、また必ずしも熟練していなくても職人に含まれる場合もあります。

@褒め言葉としての「職人」。
・・・一般人には為しえないゴッドハンドによる作業で、コストとは全く別の価値を持つ製品を作り出す人。

A標準ランクで表現される「職人」。
・・・10年以上の職務経験により身につけた技術や先読みによって、キッチリとした作業が出来る人。広義では、現場で作業をする人。現場監督や営業の人、物流関係以外の作業者。

Bネガティヴな意味での「職人」。
・・・作業以外やらない人。悪い意味で自分の都合ばかりを主張する作業者。作業以外の責任を持たない人。お客さんとのクチの利き方を知らない作業者。無口な作業者。その日に現場入りすれば、作業内容に関わらずお金がもらえる作業者。

なんかヒドイ事言ってますね・・・。Bの場合でも、同じ立場の人間として事情やキモチは何となく分かりますが。
まあ私は@でありたいものです。
字割り 看板の文字書きの下書きの際、文字列が美しく見えるように文字位置を決める事。
または看板の下書き作業そのもの。
水性インクジェット 水性インクの看板用インクジェット。溶剤インクジェットと区別する為の言葉です。
スクイジ フィルムを貼るときに使うヘラです。スキージ。
スコッチカルフィルム そもそもは3Mの屋外用マーキングフィルムの商品名なのですが、屋外用マーキングフィルムの総称としても使われる場合があります。
スコッチプリント 3Mの静電プリンター。又はそのプリンターで出力されたグラフィック。
一般に普及しているインクジェットよりも耐候性が高く、保証書が出るのが特徴です。
画質はインクジェットのほうが良いと思います。
筋交い 柱と柱の間に入れる、斜めの補強材の事。
軸組み(板状の物を組み合わせて箱を造るのではなく、棒状の物を組み合わせて造る)の場合、縦材・横材だけでは強度が出にくく、平行四辺形に変形してしまうので、対角に補強材を入れる事によってより強度の高い三角形にする事です。
「トラス(truss)」と呼ぶ事もあります。
スタンド看板 置き看板の事。置いただけで自立する看板。
ステカン 捨て看板の事です。
恒久的に設置する看板ではなく、一時的な広告効果やイベント会場への道案内のために電柱などに縛り付ける簡易型の看板です。
実は「捨て看板」は屋外広告物法に規定があります。材料に関しては、金属板などの恒久使用の可能な素材を使わない事などです。
なので一般的には細めの木材を使用した枠に、布地の表示面を使用するケースが殆どです。
ただしステカンは必ずしも法的に容認されているわけではなく、その他の法律と若干の矛盾があり(と私は認識しています)、グレーゾーンです。
広告物条例等によって完全に規制されている場合もあります。
ステッカー sticker。辞書によると裏に糊の付いた紙きれや、広告や宣伝文句の書かれた貼り紙・・・だそうで。
stickというのは棒(ステッキですね)という意味から、「突き刺さる」等の動詞的使われ方へ・・・。「引っ掛かって動かない」、これはクルマが泥沼なんかでスタックするの意味!! そして遂に「粘りついて固着する」!!
棒とステッカーの意味が繋がりました。たまには辞書も引いてみるもんです。
捨てコン 捨てコンクリートの略で、基礎やブロックを正確な位置に施工する為にベースとして敷かれるコンクリート。土の上では軟らかくて正確な位置を出すのが困難なので、施工の便宜上必要な物です。
原則として基礎としての強度は見込まれていません。
看板の基礎を施工する時にも必要になる場合があります。
また、ブロック塀のすぐ脇に看板を設置する為に穴を掘っていくと、ブロック塀施工時の捨てコンが現れる場合があります。強度は見込まれていないので簡単に割る事が出来ます。
ステンシル 塗装などで使用する、型紙。
板状の物を切り抜いて対象物にあてがい、スプレーなどで塗装すると、切り抜いた部分のみに色が付きます。
会社の名前などを板に切り抜いて、設備などに社名入れをするような使われ方が多いと思います。
スパッタ 溶接作業時に飛び散る火の粉。厳密には金属微粒子を指すみたいです。
スパンドレル spandorel。
看板の場合はカラー鉄板やアルミ板などを折り曲げて細長い部材を製作し、現場で一枚ずつ張って大きな壁面をつくる部材の事を指します。
形状が工夫されていて、正面からビス留めしますが完成後は取り付けビスが見えないのが特徴です。
比較的大きな看板や屋上広告板、中規模の店舗外壁などに使用されます。

が、面白い事に元々は全く異なる意味のようです。
そもそもはアーチ状建築物に必然的に出来てしまう逆三角形部分を指すようです。
建築用語としては窓と、その上の階の窓の間の腰壁に対する工法のようです。
また、防火区画の建物同士の離隔距離を指す言葉としても使われるみたいですね。これは隣り合った家を上記のアーチ状建築物に例えると、何となく解らないわけでもないですが・・・。
spanというのはそもそも柱と柱の間、又は梁と階上の梁の間を指す言葉です。
「dorel」をいくら辞書を引いても出てこないのでわかりませんが、「スパンドレル」とはどうも強度構造上必要の無い飾りや、カーテンウォールを指す言葉なのではと思います。
今ひとつ歯切れが悪いですが、この辺りで許してください(笑)。
スーパーデッキ 合計800kgから1tほどの人や荷物を載せて高所作業できる、非常に広いデッキを持ったバケット車。
通常のバケット車の作業台は約1m20cm×70cm程度ですが、スーパーデッキは3m×1m50cmのものや4m×2m位のものもあります。
以前は垂直昇降のみのリフトデッキなんてのもありましたが、最近は見かけません。
ズボ 建植看板を建てる時、穴を掘って支柱を埋め込むだけの、簡単な基礎による設置方法。穴掘ってズボッ・・・てなカンジです。
簡単な基礎とはいえ、方法が正しければそれなりの基礎強度を出す事が可能です。
墨出し 部材の切断位置や穴あけ位置を下書きする事。基礎工事などで設置位置を下書きする事。
大型の看板の面板に、文字の位置などを下書きする事。
スラー(スライ) 荷物をクレーンで吊り上げ作業をする際に、下に降ろす(特に巻き下げる時)にクレーンオペレーターに出す合図。
「SLACK AWAY」が訛った物らしい。また、「スライキ」という場合もアリ。
スライダー アップスライダー、つまり二段梯子の事。ここまで略されると、既に何の事だかさっぱり判りません。
スリーブ 中に物を通す為の筒状のもの。洋服の袖もスリーブですね。
看板製作で使用するものとしては、まず支柱を建てる時に予め埋設しておく紙管や金属管。これは、看板設置の時に大きな穴に対して径の小さな支柱を建てるのは作業効率が悪いし、かといって基礎は小さくしたくない・・・というようなとき、事前に筒を埋めておく事によって両方の問題を解決できます。
また、電線を結線する時に使用する部品にもスリーブがあります。小さな金属製(銅の錫メッキ)の筒に電線を入れてカシメます。
スレート 粘板岩をslateといい、泥が堆積して固まった岩を指す言葉でしたが、古来からこの粘板岩を屋根や塀に用いてきた事から転じて、現代の材料もこう呼んでいます。
住宅建築では、広義ではサイディング系の壁・屋根材を指すようですが、建築全般としては「石綿スレート」を指す事が多いと思います。
工場の壁や屋根に使われている波型のグレーの板材のことです。
最近は石綿ではなく人工あるいは天然の繊維を用いた同等の素材が主流となりつつあります。
寸胴刷毛 普通の刷毛は平型に植毛してありますが、寸胴刷毛はその名の通り丸型に植え込んであるので、塗料の含みが良く、広い面積を塗装するのに向いています。
石頭(せっとう) いしあたま、ではありません。「せっとう」です。
普通のハンマーよりも大きな物を指します。質量で1.0kg弱から1.5kg程度。
名前はフランス語の「masette」が訛ったようです。
セパレーター 粘着フィルムの剥離紙の事。紙ではなくPETフィルムのものもあります。
セメン セメントの事。一文字ですら略す怠けっぷり、イヤですねえ・・・。
先導材 懸垂幕装置に懸垂幕を取り付けて昇降させる際、一番上に位置して懸垂幕の荷重を受けつつ、昇降用ワイヤーに取り付けられている部材。
舞台の袖と同じで、建物(この言葉を使う場合の多くはビルなどの大型の建築物)を正面から見て左右の角の事です。
袖看板 建物の「袖」に取り付ける看板の事です。
状況的に突き出し式の看板となる事が多いので、実用上は「袖看板」は100%が「突き出し看板」であると考えても良さそうですが、「突き出し看板」の100%を「袖看板」と呼ぶわけではありません。
ソルベント 「溶剤」という意味です。
看板業界では「ソルベント」というと溶剤系のインクジェットプリンターを指します。
太鼓張り 和太鼓の様に、一つのフレームの両面に板を張る事。
台付け トラックなどに荷物を固定する際に使用するワイヤーです。
よくクレーンで荷物の吊り上げ時に使用する「玉掛けワイヤー」と混同されますが、別物です。私も先輩にゴッチャに教えられました。
「玉掛けワイヤー」は「クレーン等安全規則219条」によって定められた加工法による物を使用しなければなりません。
台付けには加工方法に規定が無いそうです。
ダイノック・フィルム 3Mの内装用フィルム。木目が有名です。
名前が知れ渡っているので、他メーカーの同等品もこう呼ぶ場合があるほどです。
元々はアメ車の(3M自体がアメリカの会社)モールライン下に貼る木目シートとして開発されたそうです。屋外使用OKの物も増えて、耐久性はかなり信頼できます。
3Mダイノックは、現在全てが「マトリックス」というタイプの糊になっており、大面積でも貼りやすくなっています。
ダクト文字 板金製の凸文字の事。内部を気体が通るような、ダクト形状なのでこう呼びます。
竹差 たけざし。竹で出来た物差しです。書き文字作業ではコレを使います。金属製では快適な仕事はできません。
逆に竹差をカッティングで使うのもキビシイですね。
タコマン 三脚の頂点にチェーンブロックを吊り下げた装置。屋外で重量物を吊り上げるのに使います。土木作業系ですね。
建植看板の基礎を撤去するときなどは効力を発揮します。ダイレクトに力が加わるので、遠く離れて設置したクレーンよりもパワーがあるのです。
三脚を「蛸」に見立てて、万力をぶら下げた物という意味と思われます。
が、実はタコマンというのはなんと会社名! 「タコマン(株)」は荷役用品を扱うメーカーのようです。もちろんタコマンも扱っています。
立て看板 立てて使えば一応なんでも立て看板ですが、通常「立て看板」と言った場合は、手で持てる程度の大きさの平看板に短い二本足があり、何かに縛り付けて設置する看板を指す場合が多いかと思います。自立する物は置き看板とかスタンド看板と呼びます。
穴を掘って建てる物は建植看板と呼んでいます。
建て地 たてじ。足場で垂直に立てられた部材。
タッパ 立端、建端。高さを表す言葉です。「タッパ5m」とか・・・。
タペストリー 元々は飾りとして壁に掛ける織物の事ですが、グラフィックを施した布地の装飾のこと全般をさします。
ターポリン tarpaulin。